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win-winネットワークを進化させ、ハイパーサイクルを出現させる

win-winネットワークを進化させ、ハイパーサイクルを出現させる

 

生存競争というパラダイムにとらわれたネオ・ダーウィニストの頭を悩ませたのは、自然界に存在する利他的な行動の存在です。

個体、または、1つの種に注目して生存競争を考える場合、利他的な行動は不利なだけです。

Aという種が、Bという種の生存を助けることは、Aにとって何のメリットもなく、敵に塩を送るだけで終わります。多くの人は、このような生存に不利な行動が進化することを理解できなかったのです。

この問題に取り組んだのが、ドイツの生物学者M.アイゲンです。

アイゲンは、利他的な行動が自然界で淘汰されずに生き残ることを説明するために、ハイパーサイクルというものを考えました。

 

アイゲンは、1つの種に注目するのではなく、種のネットワークを考えたのです。

例えば、A、B、C Dの4つの種があって、

AがBを助け、BがCを助け、CがDを助け、DがAを助けるというように利他的な行動がぐるっと一回りしていれば、4つの種はともに生存率が高まるのです。

hyper2

アイディアを持った個人や小さい会社が、いきいきと生きるためには、経済力とブランド力を持った大企業と共存しなくてはなりません。

しかし、それを単独でやることはとても難しいことです。

では、どうしたらよいのか?

そのヒントになるのが、アイゲンのハイパーモデルです。

起業家たちのコミュニティができて、そこで様々なWin-Winの関係を作っていくことで、助け合いの循環を生み出していくことが、生き残りのための有効な戦略なのです。

 

ヒエラルキーの内部における関係性が上下関係であるのに対して、コミュニティから生まれるWin-Winの関係はフラットな関係。

しかし、上下関係では命令する側と従う側という役割が明確なのに対し、フラットな関係は役割がはっきりしないため不安定になりやすく、カオスを生じやすいのです。

だから、カオスを創造に結び付けていくコミュニケーション能力、ファシリテーション能力が必要になってきます。

 

また、どうやったらWin-Winの関係を築くことができるでしょうか?

自分の強みと弱みを理解した上で、自分のビジョンを相手に伝えないといけないし、相手の強みと弱み、ビジョンも理解しなければならないのです。

誰と、どんな風に組むのかということが大切になってくるのです。

なんだか難しそうですね。

 

でも、意外と難しくないんですよ。

どうすればいいのか?

今、このプロジェクトで起こっていることが、そのヒントなんじゃないでしょうか?

自分の思いをオープンにしておもいっきりアウトプットしていくと、それを見てシンクロしてくれた人が向こうからやって来てくれます。

あなたの存在を尖らせていけば、周りの人があなたを見つけてくれるのです。

そして、できるときは、周りの人を繋いでいきましょう。

どんどんコラボしてWin-Winの関係を作っていきましょう。

余裕があれば、人のために動きましょう。

あちこちで化学反応が起こって、ネットワークが複雑に成長し、人のために行動する人が増えるほど、コミュニティ内でハイパーサイクルが生まれる可能性が高まるのですから。

 

Noovo物語9

 

起業家を増やすには

人々を鼓舞して一つでも多くのスタートアップを実現する、リソースを与え、気持ちを持ち上げると同時に、勝負に出ることが脱中央集権型の経済を構築するための重要な方法であることも伝えていく。人というものは概して、起業について自問しすぎるきらいがある。冒険を始めるということは常に自分自身との戦いであり、それでいて始めかけのうちは、始めたことにすらならない。始めてしまってからが、本当のスタートなのだ。スタートアップの企業を――実際に始めてみると、手ごたえはあるのだが、ごくシンプルな問題、たとえばどうアイディアを適用するとか、スローモーな生産、メンバーも固定せず、それでいて然るべき給与配分などなど、こうした避けては通れぬ問題を乗り越えるためのノウハウを持っている企業はほとんどない。本当のスタートというのは、この手の問題を乗り越えて、会社が運営されている状態になってからの話なのだ。だからこそスタートアップがほぼ99%の確率で失敗するという話になり、ちゃんとスタートするその前からコケてしまう。起業家たちが、予測能力(prediction power)について話すのをよく耳にするが、不幸にして、それは厄介な状況を乗り越えながら得られるもので、未来にある問題を予測し、そしてその先の解決策を準備することだとも言う。予測能力は決断を迫られる人間にとっては大変に重要なものだが、予測能力は経験をへて得られるものだし、スタートアップの事業主に、そういったものが備わっている方が少ない。離れた場所から、失敗を怖がるばかりで起業に踏み切らないとしたら――それはあまりにバカげた話ではないだろうか。こういうことを考えついたのは私一人が最初ではないし、過去にそう考えた人も大勢いて、今現在もそう思う人々がたくさんいる。この思想が大規模なブログ/コミュニティーであるentrepreneur.comやInc.comの立ち上げにつながった面もあるのだろう。Inc.comはスタートアップ企業寄りで、entrepreneur.comは、起業家同士をつなげることに狙いがある。SNSではなく、意見交換を行うフォーラムを通してなのだが、これがなかなかうまく行っている。

昨日、トレーダーであり、社会的なパラダイム・シフトを狙う、CEOのショウジ・タカユキと話す機会があった。マサトから最初に紹介されたのが数か月前で、その時に三人でミーティングを行った。Manaboxという彼のアイディアはその当時、私にはどっちつかずにしか思えなかったのだが、昨日、彼の頭の中にある発想をいくつも耳にして、そのうちの一つに私の興味がぐぐっと惹きつけられた。彼がやろうとしているのは、起業家と、起業家のタマゴ、そしてヒエラルキーに嫌気がさして自ら起業家になろうとする者たちのコミュニティーづくりだ。そのことについて話し合い、規模の大小を問わず経験を積んだ起業家たちと、生き生きとしたライブ・ディスカッションをする方法、そして人々がそれに耳を傾けることが、試行錯誤を減らすことにつながるのではないかと話し合った。もちろん、ブログや動画などその他メディアとも連携していく。起業家側には自社製品をウェブサイト上で販促することができる上に、起業家のタマゴを支援をすることで、自社のファンを獲得することができる。起業家同士のネットワークは試行錯誤を減らすだけでなく、相互支援の輪も作り出せる。私のように自分のアイデアを隠れ蓑にするタイプが言うことではないが、会社というのは人そのものだ。

これもほんの一日二日前の話なのだが、私とマサトとで、ヒエラルキーをぶっ潰すためだったり、その思想に戦いを挑んだりしようとして、無駄な労力を費やすことにならない、そんな方法はないかと話し合っていた。それには、新しく、小さなヒエラルキーを次々と生み出すこと。そうすることが、ヒエラルキーの無効化につながるのではないだろうか。
(原文:INSPIRING PEOPLE TO BUILD MORE STARTUPS

 

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★エインさんがクラウドファンディングに挑戦中です。
締め切りまであと3日。
達成金額7000USD, 現在2641USD
https://www.indiegogo.com/projects/noovo-a-brand-building-startup/x/9455632

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