女性リーダーの皆さん、カオスの縁を住処にして生きる田原真人をメンターにして、人生のカオスを乗り切りませんか?
田原真人の自己紹介はこちら
田原からのメッセージ
女性の場合、ジェンダーの問題はいつも苦しさからやってくると思う。
1971年の4月に生まれた僕は、体は小さかったけれど、運動神経がよくて、言葉も早かった。
そして、長男という期待のものに育った。
当時、運動ができた少年はみんな野球部に入った。
期待にそって、一生懸命に練習した。
勉強も頑張った。無我夢中でやった。
高校生になったら、野球に明け暮れ、キャプテンになった。
野球部を終えたら、一浪して予備校に入った。
早稲田大学に入って、当然のように野球サークルに入った。
「文武両道」「友達も大勢でリーダーシップも取れる」
親の期待、みんなの期待。
それにそっていることで、うまくいっているように思っていた。
自分の努力の結果、だと思っていた。
25歳で学生結婚した。
初めて、本当の意味で、女性と向き合う必要が出てきた。
今まで知らなかったことが、たくさんわかった。
僕の世界は、男性中心で回っていたこと。
その中で、うまくやっていくことしか考えていなかったこと。
今考えると本当に恥ずかしいけれど、男性中心の社会で、どうやって認められて、
うまいこと上にいくかしか、考えていなかったんだと思う。
「文武両道」っていうけれど、僕が女性だったら、他のたくさんのプレッシャーでそんなに簡単にできなかったと思う。
見たくないものは見ないで、男性中心社会の構造を利用して、人を踏みつけて歩いていたことに、初めて気づいた。
30代になって、インターネット配信の仕事を始めた。
予備校での仕事だけでは飽き足らなくなってきたのだ。
少しずつ、講座が売れるようになってきた頃、Webサイトを見た
パートナーが「私にやらせてみな」と言った。
理系出身で小難しいことを書きたがる僕とは全く違って、彼女の文章はわかりやすく読みやすかった。
「読む人の気持ちになりなよ」そう言って、Webサイトのデザインから文章まで、全部直した。
半年後には、売り上げが3倍になった。
女性ならでは、とはもちろん言わない。
だけれど、男性として生きてきた僕が学んでこなかった部分だった。
「相手の立場にたつ」「相手の気持ちにそう」
これらは、男性中心の社会では、優先されないから。
僕は、ジェンダーの問題に関して、女性の気持ちが「わかる」とは言えない。
僕にあるのは、自分は「常に特権を得てきた側だ」という意識だ。
それを自覚しているかどうかは、きっと違う。
あのまま順調にいけばよかったのかというと、僕は絶対にNoという。
あのままの思いあがった人間でなくて、本当によかった。
今回、女性リーダーの人たちと、たくさんの対話をしたいと思っている。
僕は、人が、「その人らしく」輝いてほしいと願っている。
社会の構造に負けずに、あなたの願いが叶うように。
田原真人が得意なこと
1)複雑な状況の認知と構造化
複雑系の科学を専攻し、複雑な状況を認知するための多様なボキャブラリーを持っているため、複雑な状況を言語化したり、図に表したりしながら、把握することを助けることができます。
2)ジェンダーや社会的抑圧に関わること
学生結婚をしたパートナーとの関係をきっかけに、日本社会の男女差別構造に気づき、30代のときに大きな変容を体験しました。パートナーは、私が大学院を中退するのと入れ替わるように大学院へ通い、ジェンダー論を専攻しました。毎日2-3時間の対話をパートナーと20年以上継続しています。その中で、男性性と女性性をどのように生かしあう関係として活用するのかを実践から学んできました。
3)カオス耐性
複雑系の科学でカオスを学び、パートナーとの関係を中心に人生のカオスを体験してきたため、不確実なカオス的な状況の中に留まることが得意になりました。カオスの中で自分を見失わずに、複雑な状況の中から未来が出現していくプロセスをサポートすることができます。
4)教育分野
2012年から「反転授業の研究」を主宰し、主体的な学びの場創りに取り組んできました。工業化社会の教育システムに潜む抑圧構造を認識し、マインドセットの転換が起こるような場のデザインを得意にしています。また、デジタルファシリテーションを用いて、そのような変容の場をオンラインで作ることをアドバイスできます。
5)組織分野
自律分散型のリモート組織トオラスを共同創業し、4年半経営してきました。自律分散型の組織の立ち上げ期に起こる様々な問題、リモート組織に起こる様々な問題に直面し、実践知を積み上げてきました。
こんな方がぴったり
- 女性起業家、女性リーダー
- 新時代の教育について考えている人材育成関係者
- 自律分散的な組織の経営者
推薦の言葉
西美津江さん「田原さんメンタリングおすすめ」
自分に起こった「ステージの変化」の中で、「濁流におぼれないためのサポート」をお願いしたい、と田原さんにメンタリングをお願いいたしました。自分がつけてきた足跡はなんだったのか?前提が変わったり、状況が目まぐるしく変わり、自分自身がどこに向かっていけばいいのか何を信じていけばいいのかわからなくなっていた時でした。田原さんとのメンタリングでは、自分が混乱の最中にいると思っていたことが、「変容の種」だということに気づかされたり、信じて待つことができなくて不安になると埋めたくなってしまう自分に気づけたり、思考によって自分が縛られていることに気づけたりしました。
田原さんと対話することで、「起こっていることは仕方ないけど、そこから希望を見出す」というプロセスを体験することが出来ました。コーチングとの違いは、圧倒的な体験が田原さんの中にあることで、違う世界を垣間見せてくれることだと思います。また田原さんが進化していくので、そこの視点から見えているものを共有してもらうことで世界が大きく広がっていく。田原さんと出会えたおかげで、新しい物語をつむいで行こうと思える自分になりました。世界と自分のやりたいことを調和させたり、自分を生きて行きたい、という方にはおすすめです。
西美津江
ミキアムリタさん「田原さんは、安全な包容力がある」
人間の中にはもともと生命を最大限に使って生きるためのパワーが秘められています。しかし、その命をフルに成長させ、自分の生まれてきた目的を果たすことを阻むプログラムも従来の教育には組み込まれています。田原さんは、その両側面を十分に理解した上で、個人が自分という種を花開かせるために必要とする安全な包容力があるのです。それを私は聖父性と呼んでいて、それは人生のあらゆる経験を通じて田原さんが耕してきた大切なギフト。その才能がメンターシップという形で分かち合われることに祝福を。そして、受け取られる方々が彼のメンターシップという愛の土壌を通じて美しく花開かれることを信頼しています。
ミキアムリタ
NVCシンガポール代表
小平明子さん「大きなビジョンを持って、道なき道を進むときに」
とてつもなく大きな仕事が降りてきた時、
これまでになかった考えを世の中に伝えていく時、
ロジックに限界を感じた時、
体調を崩してしまった時、
資金が足りない時、
次から次へと新たな人脈がつながろうとしている時、
チームが分断しそうになった時、
この上ない達成感に包まれている時、
仲間を亡くした時、
どちらのステイクホルダーのニーズも満たしたい時、
この思いを言葉にできない時、
リーダーが突如この世を去ってしまった時、
限られた資源と時間を乗り越えてどうやって広がる世界を作るかを考える時、
自分のチカラを信じられなくなった時・・・
この時代を共に生きている私以外の誰かと、継続的に対話しながら
私とそして共に働く仲間との道を模索してきました。その人が田原真人さんです。出会ってからのこの3年半、これまでになく大きなことを成し遂げ、出会ったことのない自分に出会うことができたと感じています。田原さんの存在は何者にも変えがたいです。
鈴木世津
商社を退職後、2004 年に個人事業主として研修提供事業を始める(現:ヒューネクスト株式会社)。社員研修と事業の国際化に特化したオンライン語学トレーニングを提供する傍ら、2018年4月に国際NGOの WEConnect International 日本プロジェクトディレクターに就任。本人もマーケットアクセスで苦戦した経験をもとに、サプライヤーの多様化を求める流れにのって、大手バイヤーである多国籍企業と女性企業家を積極的に結びつけて、その取引拡大を支援する。
料金
月額6万円(1時間のZoomメンタリングを月2回)
※受けられる人数に限りがあります。
まずは、こちらからお問い合わせください。